最近はnoteで色々書いてます。

本場のブライ/カルーラム/ドーパー【南アフリカ/ケープタウン/ヨハネスブルグ】

本場のブライ/カルーラム/ドーパー【南アフリカ/ケープタウン/ヨハネスブルグ】
世界羊旅7カ国目 南アフリカ

前回は、カルーラムの牧場視察について書きました。

今回は、遂に念願のカルーラム実食編です。

カルーラムは、南アフリカでも希少です。

販売はカルーラムの認証機関の審査を受け、合格した店舗のみが取り扱いを許可されます。

前回、書いた通り、カルーラムの認証制度は、他のブランドラムよりも厳しく、流通量が少ないため、特約店に行けば、必ず買えるわけではありません。

現に私も、ケープタウンの特約店を全て周り、最後の1軒でやっと買うことができました。

カルーラムブランド公式サイトkaroo meat of originで特約店の場所はわかります。
本当はレストランで食べたかったのですが、カルーラムを常時販売しているレストランは見つけられませんでした。
ホテルにキッチンがついていなかったため、ホテル近くのブッチャーレストランに調理代金を支払い調理して頂きました。部位は前足から腕。
もちろんこの店でもラムは売っていますが、カルーラムではありませんでした。
ラムの生ソーセージも購入して、一緒に焼いてもらいました。
南アフリカの人たちは、肉食で、日常的にブライ(南アフリカ式バーベキュー)をしているので肉の扱いがとても上手です。
1人では食べきれなかったので、レストランのスタッフたちと一緒に食べました。
味に深みがあり、素晴らしい香り。フィトール系の香りではない、初めて味わう香りです。
カルーラムを食べた後は、地元民御用達のブライ店にきました。どこかで見たことある店内だと思ったら、ネトフリの腹ペコフィルが来ていた店でしたね。精肉店直営で、買った肉をその場で調理してもらえます。
賄賂を渡して、裏の焼き場を見せてもらいました。
賄賂を渡したので、上機嫌です。
熱源は薪を炭化させて使用しているようですね。
アフリカーンス語で何か質問されましたが、もちろん言葉はわかりません。よくよく聞いたら、「ソースはかけるか?」と聞かれていたみたいなので、首を横に振りながら「NO」と断りました。

残念ながら想いは伝わらず、運ばれてきた肉は、見事にソースまみれでした。でもうまい。
続いてやってきたのが、ドバイなどにも出店している The Butcher Shop & Grill 。

ラム料理も豊富にそろっています。
Lamb Chops of the dayを注文。
たまに火入れが甘いラムが出てきてがっかりするときもありますが、肉食の国はやはり火入れが絶妙ですね。
レンタカーがあったので、いろいろ観光もしました。
希望岬。
ケープタウンを後にして、ヨハネスブルグにやってきました。1日しか滞在しないので、空港でレンタカーを借りて、市内観光をしました。昼食はもちろんラムです。
これは、まぐろですね。
南アフリカは、どこで食べてもクオリティの高いラムが出てきますね。

ヨハネスブルグは過去に、世界一治安の悪い町と言われていたこともありますので、ビクビクしながら車を運転していました。

念願だったカルーラムを食べられて、とても満足しました。次回は、アルゼンチンのパタゴニアで育つコルデロ・パタゴニコについて書こうと思います。