放射能測定新基準(平成24年4月)

東京電力のずさんな管理で大変な事故が起きて1年が過ぎました。あり得ない暫定の放射能基準も改定になり4月から厳しくなりました。

牛肉などは9月までは現在の1Kgあたり500Bqが適用されているのですが、とりあえず山形県でいろいろなお肉を検査すると言うことで、当店の羊肉も4月になってすぐに山形県で検査をしていただきました。
早速検査結果が公表され、地元紙に掲載されました。検出限界は25Bqですが検出せずでした。一安心。
ただ、当然の結果と言えば当然、だって屋外にださないようにして育てていますから。
検査は無料ですし、検査に使われた商品の代金もいただけます。これはこれで良しとしましょう。安心も出来ますし。
ところが、一緒に内臓を検査したい言ったら、県の検査は手一杯なので自分で行って欲しいとのこと。
そりゃぁ、ありえねえーだろー。と思ったのですが、米沢牛や山形県産和牛は全頭検査をしているしたしかに手一杯なのは理解できます。
検査所をいろいろ紹介していただいたので、早速検査にだしました。
検査は江東微生物研究所米沢営業所です。
検出限界値を10Bq以下にしたために少々値が張る検査になりました。15750円です。これって保障は東電がしてくれないのでしょうか?無理ですよね。
内臓とお肉と大体一頭分と言う事で、内臓が多めでしたが1.5Kg、お肉が500gで検査した結果は下記の通りです。安心して山形県の食品は食べることが出来ると思います。ただ、山の物とか野生の物は心配ですけど。
すべての諸悪の根源はこの期に及んでも情報を公開しない東電の体質だと思いますよ。ストロンチウムとか、セシウムより危険な物がどこにどのくらい散らばったのか調べもしていない。今回の羊肉にしても山形県でたったの1頭しか検査していないのに、検出せずです。これはおかしい・・。
他の物もすべて似たようなものだと思います。もっと情報公開が必要なんだし。隠すから疑われるんだと言う事、わかるようなものなんだけどなぁ。
本当に迷惑です。ナンのためにこんな苦労をしているんだろ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。