フランス産のターキー終売のお詫び

1998年にペット用の生肉販売をネットで始めてから23年も経ってしまいました。その間、安全安心なお肉をなんとか提供したいとがんばってきました。

中でもフランス産のターキーは2004年に取引がスタートしました。千代子と2人で現地に出かけ工場を見て設備と作業に納得して取引が始まりました。もう二十年近く継続して取引をしてきた信頼の置ける工場でした。

Remi Ramon 社の工場、いかにもフランスというたたずまいの工場でした。
フランスでの現地工場スタッフとの会合2004年頃

ところが、昨年突然現れた新型コロナウィルスは世界の食肉生産をコロッと変えてしまいました。感染拡大を防ぐためロックダウンも行われました。社会はリモートワークを推奨していますが、食肉生産に携わる労働者の大半はリモートワークなど無縁のこと。そのため生産も滞りました。その上に、流通に携わる労働者も全く状況は同じ。オーストラリアからは海上輸送コンテナで20日ほどで到着していたのですが、港も船も人員不足で大混乱に陥って輸送が各地で寸断されています。日本に届くまで倍もかかる時もでてきました。それはEUもアメリカ航路も同じです。EUからスエズ運河を越えてくる船もどんどん遅れています。

その上に昨年の四月以降日本では何度も緊急事態宣言が発令されました。飲食は酒の提供が軽減され、深夜の営業も行えなくなってしまいました。そのためレストランの需要がキレイになくなってしまったのです。

ヨーロッパから鴨やほろほろ鳥など家禽類を運んでいるコンテナ船も用済みです。輸入しても売れないし、ゴールデンウィークに向けて仕入れた在庫で東京の倉庫はパンクしてしまいました。何ヶ月も前に発注してあるので、国内では売れないのにどんどん入荷するんです。致し方なくその後の発注はストップです。

HACCP対応の超衛生的な工場

お陰で、当社の人気商品フランス産のターキーを輸入するコンテナがなくなり輸入が出来なくなりました。昨年末にすこし枠が空いたので輸入したのですがその後やはり在庫が減らずしばらく輸入は行わない事になってしまいました。

ターキーだけでも輸入することが出来ないか・・・。もちろん可能でした。ただコンテナ一杯購入が前提です。コンテナ一杯輸入するには、13トンを輸入する必要が有るのですが当社の販売力をもってしても13トンは不可能な数字でした。

もともとターキーは国内流通している商品がありました。アメリカ産のターキーです。しかしアメリカ産のターキーは成長促進のための特別な飼料を与えているため安全安心とは言えません。ですから、フランス産が輸入出来なくなったからとアメリカ産を販売することが出来ないのです。

フランスからスエズ運河を通って届いていたターキーでしたが・・・

本当に皆さんに申し訳ありません。このコロナが回復して再度フランス料理とか以前の様に召し上がって頂ける時代が来たらもう一度再開できるかもしれません。

でも現状では終売とするしかありません。申し訳ありません。何卒ご理解の程お願い致します。

行方正男(暇な肉屋改め羊匠なみかた)

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