試食ファイル#104 塩干しアスパラ

先日、広島のお客様から、塩干しアスパラってしらない?ということで、ご連絡をいただきました。全くしらなかったのでしらないんですとお答えしたところ、置賜名産らしいよって事で、さっそく方々に声かけして頂いたところ、問屋さんご紹介頂きました!!

まずネットに紹介する冊子がありましたのでご紹介します。ただ、この冊子は塩干しアスパラの食べ方を紹介する物ではなく商品を紹介するだけの物ですので参考にはならないかもしれません。

おきたまの古くから伝わる伝統食材を紹介する冊子。新しい素材で塩干しアスパラも紹介されている。
おきたまの古くから伝わる伝統食材を紹介する冊子。新しい素材で塩干しアスパラも紹介されている。

おきたまの伝統食材

見た目はほんとに藁ゴミみたい。
見た目はほんとに藁ゴミみたい。

戻し方ですが、最初よくわからずに何回か水を替えて戻したのですが、実際はたっぷりの水と一緒に火にかけ、沸騰直前で火を止める。水を替えて再度火にかけ沸騰させる。そのまま一晩つけ置きをして調理する。と言う物です。食感がコキコキと煮物や炒め物にぴったりとのこと。

とりあえず水でだけ戻した塩干しアスパラガスで肉巻きを創ってみました。

フランス産シャロレー牛LAカルビ。21日ドライエージング
フランス産シャロレー牛LAカルビ。21日ドライエージング

もちろんお肉はフランス産のシャロレー牛、しかも21日間ドライエージングしたLAカルビ。もったいないのですが巻くのに邪魔だから骨をはずしました。LAカルビの意味ないですけどね。

フランス産シャロレー牛のLAカルビも骨を取ってしまえばただの薄切り牛肉。
フランス産シャロレー牛のLAカルビも骨を取ってしまえばただの薄切り牛肉。

で、ここから塩干しアスパラガスの登場です。

塩干しアスパラガスはこんな感じ。戻す前です。これで25gくらい。
塩干しアスパラガスはこんな感じ。戻す前です。これで25gくらい。
一晩水を替えながら戻した結果、ちゃんとアスパラガスになってますね。
一晩水を替えながら戻した結果、ちゃんとアスパラガスになってますね。
戻したアスパラガスを牛肉でくるみます。もちろん焼き肉用の牛肉なのでかなり厚い。巻きにくいったらありゃしないですね。
戻したアスパラガスを牛肉でくるみます。もちろん焼き肉用の牛肉なのでかなり厚い。巻きにくいったらありゃしないですね。
焼きすぎないことが肝心なので、さらっと焼いて後は火を止めて蒸らします。中までしっかり火を通すんじゃ無くてあかみが残る程度までです。
焼きすぎないことが肝心なので、さらっと焼いて後は火を止めて蒸らします。中までしっかり火を通すんじゃ無くてあかみが残る程度までです。

さて、塩干しアスパラガスですが、牛肉はスポット販売するけれどアスパラガスはどうしよう。まだまだ有るんでどうしようか検討中です。美味しいんだよな。

 

 

SSLサーバ証明書

なみかたも1994年にネット通販を初めて、早21年が経ちました。11月1日は21周年。でも最近余裕が無く記念のセールもできません。20周年の時、日本で一番最初のネット20周年を祝えたのに残念ながら何もできませんでした。

このまま、何もイベントもしないのも悔しいんですがなかなか難しい。できるだけ欠品がない様に努力しますのでイベントはご容赦下さい。

ということで今日の話題。

そのネットショップですけど、独自のサーバーを仕立ててやっていました。さすがによる年並みと最近の状況により、来年くらいからクラウドにしようかと思って居るのですが、とりあえず、当店では自社サーバーです。セキュリティも気を付けています。

ネット商売では必須のSSLはアドレスバーが緑に光るのを付けてます。これ会社の名前が表示されるかなり上位の物なのです。なので価格が高い。

緑に光る証明書には漢字で会社名が入ります。

有名どころだと年に12万!とかかかります。なのでうちは年間3万円ほどですむ、格安のジオトラストを使っていました。

今年2015年が更新時期だったのですが、突然値上げの宣告が。しかも日本向けだけ倍の価格に。これはひどい。

緑に光るSSL証明書の価格

そんなわけで今はDigiCertという証明書になっています。今度は日本語表示になったので、もっと便利に使って頂けます。

安心のためにはコストがかかるなぁ。そんなわけで22年目もよろしくお願い致します。

 

試食ファイル#103 「米沢緬羊もも赤身ステーキのタリアータ」

先日北海道の茶路めん羊牧場を見学させていただきました。同時に釧路のフレンチと白糠のレストランで茶路めん羊牧場のステーキも試食させていただきました。

やっぱり羊はおいしいと言うことに気付き、それじゃ当店でもお勧めできる物が有るんじゃ無いかと考えたら、有りました。

さっそく試食をしてみたところ、これが最高美味しいじゃないか!

そして今回はタリアータに挑戦です。

ご存じのようにタリアータはイタリア語で切るという意味。焼いたステーキを切り分ければタリアータですね。そのためにはできるだけ厚く切りましょう。

羊の場合は体型が小さいので、150gでも結構な厚さになります。これをじっくり焼きます。

 

米沢で育てた米沢緬羊のもも赤身に塩をふって室温に置いておきます。塩はソースを作るときは1%ほど、そのままシンプルにたべるときは1.2~1.4%です。

北海道へ行って来た「昼食編」

ということで、北海道に行ったときの話は導入編で少しご紹介しました。こんどは昼飯を食べた話しです。

残念ながら茶路めん羊牧場に新しくオープンしたレストラン「Cuore」はお休みで食べることができなかったのですが、茶路めん羊牧場のオーナーである武藤さんにおしえていただいて、白糠のはまなすレストランという所で昼食を食べてきました。

地元のお客様に愛されているのが本当にわかるレストランです。
地元のお客様に愛されているのが本当にわかるレストランです。
すごい人気で12時30分到着時には満席(^з^)
すごい人気で12時30分到着時には満席(^з^)
茶路めん羊牧場の武藤さんのlambを使ったステーキ
茶路めん羊牧場の武藤さんのlambを使ったステーキ


はまなすレストランは北海道白糠の超人気レストランです。到着したのはお昼過ぎ、ちょうど一番忙しい時間帯でしょうか、入れなくてお待ちのお客様がいらっしゃいました。

茶路めん羊牧場のラムステーキをたべました。

オールしらぬかミルフィーユセット。鹿と羊とチーズと野菜。地産地消セットです。
オールしらぬかミルフィーユセット。鹿と羊とチーズと野菜。地産地消セットです。
茶路めん羊牧場の食材を使った料理のリスト。凄いたくさんあります。
茶路めん羊牧場の食材を使った料理のリスト。凄いたくさんあります。
酪惠舎のモッツァレラを使った白いチーズカレー。どんな味だったっけ?忘れてしまった。
酪惠舎のモッツァレラを使った白いチーズカレー。どんな味だったっけ?忘れてしまった。
ラム肉とゴボウのミート・ソース、上に酪惠舎のチーズがたっぷり載っています。
ラム肉とゴボウのミート・ソース、上に酪惠舎のチーズがたっぷり載っています。
北海道では鶏の唐揚げはザンギと呼ぶらしい。食べてもやっぱり鶏の唐揚げ。
北海道では鶏の唐揚げはザンギと呼ぶらしい。食べてもやっぱり鶏の唐揚げ。
オールしらぬかミルフィーユセット。たっぷりの酪惠舎のチーズが振りかけられます。
オールしらぬかミルフィーユセット。たっぷりの酪惠舎のチーズが振りかけられます。

ということで、昼飯食べた食べた。次は武藤さんの牧場に行きます。

北海道へ行って来た「出発編」

こんにちは、暇な肉屋です。

先日北海道に言ってきた話はここからスタートしました。
楽しい旅をちょっとだけご紹介しましょう。

午前7時35分の飛行機だったので出来るだけ早くと言うことで一時間前を目指して仙台空港へ。到着は6時10分、早く着きすぎちゃいましたね。それにしても旭がきれいです。

そしたら、まだ開いてない・・・仙台空港は午前6時30分になら無いと開かないのでした。今回は孫を連れて行ったのでしょうが無いので玄関前であんぱんまんをみて時間をつぶしました。

仙台空港で時間待ちをしています。あんぱんまんは人気だね。
仙台空港で時間待ちをしています。あんぱんまんは人気だね。
仙台からは50人乗りの小さい飛行機。それでも満員じゃないんで、朝早い便は人気がないのかなぁ?
仙台からは50人乗りの小さい飛行機。それでも満員じゃないんで、朝早い便は人気がないのかなぁ?

そんなこんなで無事本土を離れました。続きます。

暇な肉屋「北海道に行って来た」

みなさん、ご無沙汰しております。実は最近北海道に行って来ました。

平成27年10月5日(月)と6日(火)の二日間、茶路と釧路に行ってきました。

目的は茶路めん羊牧場、北海道一のめん羊牧場と言っても過言ではありません。この世界では草分けでありトップリーダーの武藤さんが運営している牧場です。

うちでもシュウパウローは武藤さんのレシピを使わせていただいております。

その武藤さんがこのほど直営レストラン「Cuoreというイタリアンを9月にオープンするという話しを聞きつけて、是非たべたい!と予定を立てたのです。

とりあえず10月の初旬に計画し、ホテルも飛行機も予約して全部万端整えて開店を待ちました。そしたらなんと月曜日は火曜日はお休み。でも予約はしてしまったし後には引けないというので、決行することに。

武藤さんには無理なお願いをしてお話だけでもお聞きするために行ってきました。

 

ということで、出発に続きます

写真は北海道旅行の成果である、米沢緬羊赤身モモステーキ丼。

 

北海道でたべてきたラムのステーキがことのほか美味しかったので、自分でも作ってたべてみた。本当に美味しかった(^з^)

 

それでは出発しましょう!!

試食ファイル #101 「生マトンロイン串焼」

そんなわけでいよいよ三桁台の試食になりましたがスタートが80番だったのでまぁ20回ほどですかね。さかのぼれるほど記録が残っていないのでそれはそれで良しとして下さい。

そんな試食ですが、今回はフレッシュマトンの赤身串焼き

最近はほとんどがラムでマトンの入手がかなり困難になっています。どうしても、新興国需要が高くてマトンは奪い合いです。でも、マトンには根強い人気があります。
というのも、マトンは癖が強いですが反面うま味も半端ない。中でも最高峰は現地凍結のマトンです。ところがこれが本当に無い。

しかし、マトンが欲しいと言うお客様は後を絶たず、打開策としてフレッシュのマトンを入手しました。さっそく色々試食してるところ。今回は串焼き。

なかなか良い感じですね。

できあがりました。カリッと焼けてます。うまい。塩コショーで最高です。

とりあえずブロックの販売を開始しました。ここで買えます

試食ファイル#100米沢緬羊のカッパ串

とうとう大台に乗った試食ファイル。100回目を数えると申しましても実はこのブログ上では#97からはじめたのでわずか3回です。

ずーっとFacebookに投稿していたのですがとにかく検索ができない。データの保管場所としては最低のところにあったわけです。その点このブログなら私が死ぬまでここにありますので、全然問題ないです。

ということで今回の試食はめぇ~ちゃん食堂で近日発売予定の羊のカッパ串。まずお決まりの完成品の写真です。

なかなかジュージューと美味しそうです。まずカッパ串の説明です。カッパ串はカッパという部分を使います。カッパはほとんどの方がご存じない部位かと思います。

https://wp.namikata.jp/wp-content/wan/niku/IMGP0154_800.JPG

IMGP0154_800.JPGIMGP0150_800.JPG

脇腹のところの一番外側の部位です。ますこんな感じでナイフを上手に使って薄皮をはぎます。本当に薄いです…牛の場合は結構厚いのですが羊はめちゃくちゃ薄いです。

IMGP0157_800.JPG

はい、きれいにはぎ取りました。ちょっと穴が空いているように見えるのは皮を取るときに傷が付いた物と思われます。

jimono_kawa_kusi_800_4.jpgjimono_kawa_kusi_800.jpg

さて、それを串に刺してカリッと焼きます。お勧めは塩胡椒ですがたれでも焼けます。

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こりこりとした噛み応えです。かなり噛まないといけませんが噛めば噛むほどわき出てくるうま味がいつまででも噛んでいたいと思わせます。

これはかなり美味しく味の良い串焼きです。

平成27年7月22日(水)ごろ、めぇ~ちゃん食堂で新発売の予定です。

米沢にお越しの節はぜひお立ち寄りください。

美味しい義経焼とカッパ串をご堪能下さい。

なお、ぜひご自宅で召しあがりたい場合、串には刺していませんがカッパはここで購入することができます。よろしくお願い致します。

試食ファイル#99「フランス産シャロレー牛29ヶ月未経産のドライエージング」

そんなわけで今日の試食はこれです。

フランス産シャロレー牛のロースト

しかも29ヶ月熟成の雌牛をドライエージングした奴。これがまずいわけが無い。

まずこれ、やくまえの肉です!にく(*^_^*)

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約1Kg厚さ6cmです。凄いボリュームです。

これはさすがに一人じゃ無理だな。ということでお店で試食しました。

まずフライパンで表面をカリッと焼き上げます。そしておもむろに100℃のオーブンで1時間。

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ということで焼き上がりました。さっそく切って見ます。

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ということで本当に美味しいシャロレー牛のドライエージング。久し振りに取扱いしたいお肉に出会いました。ネックは価格ね、Kg1万円だからね(´Д`)

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試食ファイル#98「塩つけ麺わかめ蕎麦with羊そぼろ」

最近頻繁に試食をしていますが、ほとんどFacebookにアップしていたので記録が残りません。
そこで再度ブログにアップすることを決心して現在勉強中です。

これが塩つけ麺わかめ蕎麦


岸製麺のわかめ麺を使って塩味のつけ蕎麦を。つゆには羊のそぼろを入れて味を出しています。


つゆは塩味で不足するうま味を羊のそぼろで補っています。


基本のつゆは塩味。暑い夏にサッパリした塩つゆですが羊のそぼろを入れてこくを出しています。


岸製麺では毎月第三日曜日にめんこい祭りという工場直売をしています。いつもそこでわかめ麺を買ってきておいしくたべていましたが、みなさんにも召し上がっていただける日がやっと来ました。ただしコースのみのご予約になります。

岸製麺のわかめ麺はもちもちしてとっても美味しい麺です。生麺ですよ。