カンガルーグーラッシュの試食

最近はよそでおいしい物を食べることもある暇な肉屋ですが、もともとは自分でいろいろつくって食べてきました。

そこで、またあの頃を思い出していろいろ試食しています。
今回はカンガルーのグーラッシュ用を利用して、グーラッシュもどきを作ってみました。
グーラッシュというのは、ハンガリーの郷土料理で、角切りの牛肉を煮込んだもの。いまでは世界中で食べられていて、角切りの肉をグーラッシュ用と言って提供する場合が多くなりました。
たとえばベニソンのグーラッシュ用もあります。先日はキユーピー3分クッキングでもグーラッシュを紹介していました。もともと簡単な煮込みですから私もやってみました。昔はベニソンのグーラッシュもやってみたのですが今回はたまたま入荷したカンガルーのグーラッシュです。
カンガルーは脂肪分がほとんど無いことからとてもヘルシーだと言うことで、現在オーストラリアでは大人気になっています。スーパーの精肉売り場でもかなりのスペースを割いて販売していました。今回入荷したのはmacromeat社のカンガルーグーラッシュ用。
早速解凍してみました。今回は冷蔵庫にそのまま放置で半日です。
どうです、きれいに解凍出来ました。冷蔵庫で解凍するとやはりドリップは避けられませんね。で、きれいにドリップを取り去った物がこの写真です。
半分解凍なんて小技が出来ない暇な肉屋は1.5Kg全部解凍してしまったので、早速調理に取りかかります。
まず用意する物は、
まず肉 今回は1.5Kgのカンガルーグーラッシュ用
続いてタマネギ 2個薄くスライス
赤ワイン・・シェリー酒もつかった。
小麦粉(本来は強力粉だと思うが薄力粉しか無かった)
香辛料(塩胡椒・キャラウェイシード、月桂樹の葉など)
早速作ります。
角切りのカンガルーグーラッシュ用にシェリー酒で漬け込むこと2時間。
タマネギをスライスして、フライパンでバターで炒める。
本当はかなり炒めるらしいが、今回はしなっとなったらOKと言う事で、煮込み用の鍋に移します。
続いてお肉を炒めます。まずお肉に塩胡椒を振って小麦粉をまぶします。
そしてバターで炒めます。表面をパリッと炒めたらOK。
炒め終わったらお肉を煮込み用鍋に移します。
赤ワインをフランパンに入れ、旨い汁も全部こそげとり、煮込み用鍋に入れます。
そしたらトマト缶を2つほどいれて、ローリエ、キャラウエイシードをいれて煮込みます。
ここでポイントですが、煮込むときは沸騰させないこと。
しかし、ここでとんでもないミスが発覚しました。それはキャラウエイシードが無かったこと。そういえば、いろいろな所に買いに行ったんですが米沢では探せなかったのでした。しょうが無いので今回はなしで作りました。
お肉は沸騰させてしまうとばさばさになってしまいます。
ということで、3時間ほど煮込んだらできあがり。
なじょだす(米沢弁でいかがですかという意味ですが)
うまそうにでぎだべ。くっておごやい。
とりあえず継続販売の予定はありませんがここで購入できるかもしれません。

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