
今回は、ニンニクとパルメザンを使ったフィレンツェ風の煮込みです。
先日、イタリアに行った際に教えて頂いたのですが、フィレンツェ風はパルミジャーノレッジャーノとニンニクを使い、ローマ風はペコリーノロマーノでニンニクは使わずミントをいれる、ナポリ風はレモン汁とレモンの皮が入って、アレッツォ風はトマトソースではなく、挽き肉の入ったミートソースでレモンの皮いり、 モンタルチーノ風はサフランがはいって黄色い見た目。多種多様なトリッパ煮込みが存在するんですね。ちなみに 日本でのトリッパのトマト煮込みはフィレンツェ風が定番です。
材料
羊胃袋(ボイル ) | 500g | |
ニンニク | 1片分 | |
セロリ | 30g | |
人参 | 50g | |
玉葱 | 100g | |
トマト缶 | 300g | |
鶏の出し汁 | 600ml | |
白ワイン | 150ml | |
ローズマリー | 適量 | |
イタリアンパセリ | 適量 | |
タイム | 適量 | |
パルメザンチーズ | 適量 | |
オリーブオイル | 適量 | |
塩・胡椒 |
作り方
- 鍋に胃袋と、完全に漬かる量の水を入れ火にかける。沸騰したらお湯を捨て再び水を注いで同じ作業を3回行う。3回目は少し多めに水をいれ、薄く味が付く程度に塩をいれ約1時間茹でる。
- 1時間茹でたら、茹で汁に浸したまま冷まし、冷めたら一口大に切る。
- 玉葱、人参、セロリ、にんにくはみじん切りにする。
- 鍋にオリーブ油を熱し、みじん切りにした野菜を色づけないようにじっくりと炒める。
- 一口大に切った胃袋を加え、水分を飛ばすように炒める。
- 白ワインを加え半量に煮詰め、トマト(缶詰)を加える。
- 鶏の出し汁を加えて沸騰させ、アクを取り除く。香草を加え、軽く塩、胡椒をして1時間ほど煮込む。
- 煮あがったら香草を取り出し、パルメザンチーズを加え、しっかりと混ぜ合わせる。塩、こしょうで味を調える。お好みでバターをいれるとコクが出ます。