米沢までの永い道のり(豪州からの旅)

と言うわけで、仁川経由で千歳まではたどり着いたが、雪のため、足止めをくらってしまい、札幌で2泊もしてしまった。そろそろ尻に火がついてきて、何としても帰らねばと思っているところへ、またしても欠航という非情な通知が来てしまったというのが前回までのあらすじでした。
なんとか帰る方法と言うことで、買ったばかりのiPhoneで検索したところ、12時30分頃の電車に乗れば最終でたどり着けると言うことで、とりあえず払い戻しをしようと思ったら、お決まりの長蛇の列
なんとか、スタッフのお姉さんに訳を話して早めに払い戻しをしてもらったけれど、すでに列車の時間が刻一刻と迫っていました。お姉さん、なんと一緒にエレベーターのところまで走って案内してくれた!
これで、ボクは、今日の欠航も許せたね。JALのお姉さん、ありがとう。結局息切れがひどくて列車には間に合いませんでしたが(´Д`)
ということで、次の列車でどうかと思ったら、ラッキーなことに、ぎりぎりセーフです。その代わり乗り換えがすごい、なんと5回も乗り換えなくてはなりません。

まず、新千歳から南千歳に行き、そこから函館行きに乗り換え。

函館に着いたら八戸行きに乗り換えて海底トンネルをくぐる。

八戸からは新幹線で仙台まで。仙台からまた新幹線で福島まで

なんで八戸からだと福島に止まらないんでしょうね、訳わからないんですけど福島からは山形新幹線の最終でと言う事でした。
途中またついつい飲んだくれてしまい、家にたどり着いたときはへろへろになっていましたが、なにはともあれ帰れて良かった。でも、こんな事なら、次の日延泊しないで電車で帰れば良かったな(´Д`)
後の祭りでございました

この話はいったん終わりでございます。次の旅行はいつ何処に行くんだろうね。楽しみにしてください。

いよいよ帰宅か!?

ということで、ずいぶん引っ張りますがいよいよ札幌滞在も3日目となってしまいました。今日こそ絶対帰るぞと言うことで、朝から気合いが入ります。
11時50分発ですので、9時には札幌駅に向かいました。千歳到着は10時頃の予定。
空港に到着してみると、早くも長蛇の列。やはり今日も一便は無事飛んでいます。
こちらも搭乗手続きが始まりました。あーよかった。
荷物を預けほっと一安心。そこで思い出した、そういえば朝飯喰ってねえ!

寿司も良いけど今日はラーメンにしよう。ということで、ラーメン道場に向かいました。

昔は塩ヲタクで、変な塩をいっぱい売っていた暇な肉屋、ラーメン道場でもそのねじ曲がった嗜好を存分に発揮し函館麺厨房「あじさい」へ。
まず頼んだのはビール・・朝からすみません^^;
そして一番人気の塩ラーメン750円也
うまーい、やっぱりラーメンは塩に限るね。

さてさて、そろそろ搭乗口に行きますか
いそいそと搭乗口に向かっていくと、何かすごいんですよ、吹雪いているんですよ。あれー、さっきまで晴れていたのにな。と、心配になる暇な肉屋(^_^;)

でももうすぐ離陸の時間だし、まさか欠航は無いでしょうと思って並んでました。

そしたら、なんと直前に欠航のアナウンスが。をいをい荷物預けてるのに。

うわーん(´Д`)

一階の到着口で荷物を持ってお帰り下さいなんてひどい!

夕方の便も満員だし、どうしようもないわ

そこでiPhoneの出番です。ここから米沢に帰る方法は飛行機以外無いのか?ヤフーの乗り換え案内を使って調べてみると
ありました。1時30分の特急に乗ると、最終電車で米沢に間に合います。
さて、払い戻しだ・・・・でもそこは予約変更の長蛇の列が(´Д`)

引っ張ってすみません。午後に続きます

札幌2日目の夜

てなわけで、失意のままにホテルでふて寝して起きてみたらもう夜の8時。やべー。ねすぎた。
時差ボケだよなぁと、自分に言い聞かせ(実はたったの2時間(´Д`)
飯でも食うかと、あまり腹が減っていないにもかかわらず、ネットで検索。やっぱりジンギスカンだろう・・・と思ったけど、どうも、昨日食い過ぎて喰いたくない。
軟弱な肉屋だ・・・と思ったけど、受け付けないのだからしょうがない。
そこで、ドンキの帰りにちょうど見つけたイタリア料理店に行くことにしました。なんでも、イタリアのピッツァの大会で日本人の中で2位になったそうです。

でもその大会日本人が2名しか参加してなかったらどうしよう(´Д`)

ホテルを出たのがすでに9時30分をまわっていたので寒いこと寒いこと。さすが北海道の冬はしばれるべ。暖かいところに早くはいりたいよー
とあわてて入ったのはこのお店。チーズチーズというお店です


店内はオープンキッチンで開放感バッチリ。店内は若い女性ばっかり(縁遠い暇な肉屋^^;)

まず出てきたのはお通しらしい、混ぜ混ぜ卵です。何だろうと思って食べたけど、カップに卵を落として単に焼いただけのような・・・・。卵以外は混ざっていません・・多分。ちがうかな。

次が、原木から手切りで切り出すパルマ産の生ハム(プロシュット)!!
一皿ミディアムが980円。商売柄おもわず頼んでしまいました。
林君、若いのにスライス上手だね。うちでスカウトしたいくらいだ・・・ははは^^;

そしてこれが本日のメインイベント「ソーニョ・ピッツァ・オガサワラ」です。ソーニョとはイタリア語で「夢」を意味する言葉だそうです。

うーん、満腹満腹。すでに翌日にさしかかろうとしている時計を横目に、ホテルに帰って早々に寝てしまった、暇な肉屋でした。
つまんない旅行記はいよいよ佳境へ。

さて日曜日、無事暇な肉屋は帰り着けるのか・・・・続きを乞うご期待。

札幌2日目

今日は快晴か・・・なんて期待していたのですが朝起きてみたらやっぱり吹雪いてました。しかも風がつよい。どうだろう、心配だな。
でも今日は11時50分の飛行機を予約してあります。昼なら大丈夫じゃないかな。そう期待して、まずはお買い物。
というのもオーストラリアは真夏だったのでろくな防寒具を持っていません。どこかで防寒具を買ってこないと・・・・
そこでフロントの方におしえてもらったユニクロに行くことにしました。

ちょっと購入したら天気がよくなってきた。寒いけど、今日は飛ぶだろう。と思ってうろついていると、すぐ前にドンキホーテが。これは見て行こうとドンキで買い物をしていたらそろそろ出発の時間です。
ホテルに戻ってまずは運行状況の確認
そしたら一便は飛んでいるのに、予約していた便は仙台からの便が遅延中。どうしようかなぁとさらに見ていると、滑走路が除雪に入り、仙台便が引き返し欠航・・・・・(´Д`)
あわてて次の便に予約変更しようと思ったら満員(´Д`)

あきらめた。今日も札幌泊まりか・・・フロントで延泊の手続きを。
あとは、がっくりしてホテルでねてました。夜、ジンギスカンでも行こうと思ったけど、あきらめてピザを食いました。
続く→

札幌の夜

ようやく札幌に宿を取って一安心したので、今夜は何を喰おうかなぁと、ワクワクしましたね。札幌ですよ。うまいものがいっぱいある。かに、寿司、ジンギスカン!

きめた!

ということで、やっぱり仕事で行ったんだから、ジンギスカンを食べることに。いろいろ調べて幻のサフォークでしかも穀物肥育のジンギスカンがあるというので「ひげのうし」という店に行くことに。

注文したのはお一人様専用の3種盛り、何と1260円。
9種類のジンギスカンの中から3種類を選ぶというものです。私は、ランプ、ピリ辛ラム、塩ラムの三種を頼みました。そして、穀物肥育とジンギスカンを追加して合計5種類。こりゃ楽しみですね。

でました、ジンギスカン、厚さは一センチは有ろうかという分厚い肩ロースです。すごいなぁ。
↓こちらがサフォークで穀物肥育というジンギスカン、肩ロースですね。穀物肥育の特徴である甘みのある脂が最高に美味しいジンギスカンでした。

がんがん焼いてがんがん喰いました。でも歳だった(´Д`)
制覇できませんでした。なかなかおいしかったですよ。
焼き方はいかがですか、これが一番おいしいロゼかと思うんですけど。でも制覇できなかった(´Д`)

ふくれあがったお腹を抱え、吹雪のすすきのをとぼとぼあるき、ホテルに帰って早々に就寝しました

そして、翌日に続くのです。

仁川から千歳へ

ということで、わざとらしく引っ張りました。

仁川でトランジットのために一泊を過ごしましたが、朝の集合時間が7時と言うことで、単に晩飯を食っただけでした。残念。もっと観光したかったなぁ。
バスに乗り込みますが、7時というのに真っ暗です。オーストラリアと同じ感じですね。ただ寒い。

仁川空港に到着してみると、なぜか搭乗手続きが遅れています。千歳が雪のため飛行機が出発するかわからないのだそうです。
これは困った。千歳から仙台に帰らないといけないので、飛行機が遅れたら帰れなくなっちゃいます。心配で心配でうろうろしていたら、予定時刻間近になって搭乗手続きが始まりました。何とか帰れるよかったな。
そして2時間半の空の旅を楽しんで千歳にたどり着いたら案の定、すごい吹雪です。滑走路は雪。除雪車が待機していました。

入国手続きを終え、国内線の搭乗手続きです。しかし、仙台行きの搭乗手続きは遅延中。
3時30分発なのですが、いっこうに始まる気配がありません。4時を過ぎても5時を過ぎても始まらない。
とうとう欠航になってしまいました。(´Д`)

明日の飛行機への予約変更でカウンターは長蛇の列。千歳付近のホテルは軒並み満員で断られてしまいました。しょうがない、札幌へ行くか・・・。
札幌へ向かう電車の中で購入したばかりのiPhoneを駆使して予約をしたホテルは、すすき野に近い一泊5200円のビジネスホテルでした。かなりよかったですよ。ほとんどセルフサービスなんですが・・・・
しかし・・これが、悪夢の始まりになろうとは・・・・・。
ホテルの部屋を紹介しながら、続きます

オーストラリア最終日

今日は2月19日です。旅は最終日、メルボルンをいよいよ、出発です。

この真夏のすがすがしい景色ともお別れです。あっという間でした。

ホテルから空港まで、レンタカーで向かいます。
時間が早いせいかあっという間に到着です、9時40分の出発になんと7時20分についてしまいました。まぁはやいのは問題ないので吉としましょう。

荷物もならぶことなく預けることが出来ました。たいした物を購入していないのに、24㎏もあってどうしよう買って感じです。
何かおみやげをと思ったのですがブランド品は高くて買えないし、現地の物も家族のこのみに合いそうもないので適当に見てカンガルーのジャーキーでお茶を濁しました。どうせ、インチョンで買えばいいしね・・・・そのときはそう思ったのです。これが大変なことになるとは思いもよりませんでした。

オーストラリアの大地はいけどもいけども果てしない荒野でこんな風景が延々と続きます。これって川なのかな?ただの川だったところかもしれません。

大韓航空の機内食は凄く楽しみにしていました。結局行きと同じビビンパを食いました。行きはコチヂャンを全部入れて大変な目に遭ってしまったので今回は半分に控えました。
あとはほぼ問題なく長旅を終え、仁川に到着しました。
バスでインチョン駅前のホテルJuneと言うところに送ってもらいチェックインしました。ネットに接続できるようだと安心ししていましたが一階のロビー脇でしか接続できないようでがっかり。
しかしありえないくらいに広いホテルです。

でも意外なことにホテルの周りは食事の出来るところがいっぱい。早速サムゲタンのお店に入りました。
これまた、しょぼくれている店なのにおいしいんだ。ビックリしました。そしてやすい。。

サムゲタンと焼酎で1500Wほどでびっくりしました。ちょっと飲み足りなかったので 近くのコンビニで、ビールを買って帰りました。部屋に帰ったら免税店で購入した焼酎が残っているのを思い出し、それをきっだらやっぱり飲み過ぎてしかもビールは部屋に忘れてきました(´Д`)

そして最終日は終わったのです。えっまだインチョンだろうって?

そうなんです。まだまだ旅行は続きます。次はインチョンの旅立ちの日偏です。ご期待下さい(´Д`)

最後の夕食は・・・

ということで、いよいよ視察交渉も終了致しました。
今回の旅はなかなかよい品物を見つけることができ、ほっとしています。
そして最後の夕食は中華にしようと言うことになりました。思えば15年前にメルボルンに来たときも中華を食べました。そして5年前にスペインに行ったときも最後の日は中華でした。
何処に行っても必ず中華を食べている気がします。
ということで、場所はここら辺です。ビクトリア通りのリッチモンド付近。

お店は太平洋海鮮酒家という名前でした。北京ダックが売りの店らしいです。

店内はかなり混んでいて、テーブルと椅子の間もすごく狭いワクワクするようなお店でした。早速椅子に座ると、スープが運ばれてきました。

あれ、頼んでいないのにと思ったら、これはサービスなんだそうです。まぁあじは疑問点がありますが、サービスなら許せます。早速ビールを御願いしました。
そしたらここにはビールが無い、それどころかアルコールが一切ありません。
そうか、オーストラリアではお酒の免許がないお店がたくさんあったっけ。どこかで買ってくることにしよう。
で、買ってきたビールは6本でたったの18ドル、1000円ちょっとでした。
一緒に写っているのは名物の北京ダックのようです。
以前食べたのは皮しか食わなかったような気がしたんですが、身もおいしいじゃないですか。これは本当にうまい、でも量が多い。これで半羽分です。

これは穀物も欲しかったので頼んだ海鮮堅焼きそばなんですけど、なかなかうまかったです。やっぱり、肉肉肉だとつらい年齢なんですよね。

チャーシューは2種類を盛り合わせで頼みました。両方うまかったのですが、違いはわかりませんでした。

これは一番うまかった、海鮮野菜炒め。とにかくうまかった。大満足の中華料理でした。
よっぱらって街を歩いていると、食材が豊富なことに!なんか日本にいるような懐かしさを覚えました。

店先には果物が豊富でした。やはり夏真っ盛りと言うこともありますがこの大きなスイカが1切れ120円です。やすいなぁ。
ということで、最終日の夜は更けてゆくのでした!
続く

オーストラリア4日目

そんなわけでいよいよ今回の交渉も最終日となりました。今日の集合は8時でだいぶ余裕でした。その甘えか、昨夜は飲み過ぎて朝起きるのがとてもつらかった(´Д`)
工場へは、ホテルから車で50分くらいかかってようやく着きました。メルボルンも全くの車社会と言うことで、通勤ラッシュがひどく、市内へ向かう幹線道路はどこも大渋滞でした。
ブッシュファイヤー(山火事)の煙も相変わらずひどいです。二百人以上の死者が出ているそうです。これも雨が降らないからのようですね。

早速訪れた工場は、以前は牛肉もやっていたのですが、現在はラム専門でやっているとのこと、工場内も凄い最新鋭でした。

中では写真を撮れる場所がほとんど無く、最後のカートンを流すベルトコンベアの写真くらいしか写せませんでした。残念です。
でも、たくさんのブランドのカートンがバラバラに流れていて、しかもその中は全部違うのです。それを担当の人が中身を見ながらラベルの種類を選んで印字して箱に貼るのですが、本当に、部位がランダムでブランドもランダムで、よくわかるものだと思いました。
実際、中身違いはかなりの確率で発生していて、それも当然だと思えるような作業でした。でも現地では速度優先、効率を優先した方が利益が出るのだという、信用と正確さを大事にする日本とはまったく逆の考え方をやっているようでした。
ぼくなんか、たとえばレストランで予約が入ったから、仕入れてみたら、中身がぜんぜん違っていて、今日の予約にどうするんだろうと言う問題が起きたときに信用がなくなってしまうことが一番重要だと身にしみているんですけどねえ。民族性の違いですからねしょうがないですね。

この写真はプレートフリーザーと言って詰めたい金属の上に凍結させる箱をおいて、急速に凍らせるというものです。これだけの設備をしても箱に入っている物を凍らせるには、48時間冷やさなければならないのだそうです。
そしてお楽しみの昼食は飲茶でした。工場のお偉いさんにごちそうになってしまいました。すごく混んでいて料理もとてもおいしかったです。

飲茶と言えば定番の海老餃子です。

ワゴンにはたくさんの種類が乗っていて回転寿司のようにお皿の色で値段が違うようです。スペシャルとかなんかいろいろかいてありました。

これもエビを使った飲茶です。全部うまいかった。賑わっているのも当然ですね。工場のお偉方も上手に箸を使って食べてましたよ。さて、夕食は何を食べようかな・・・まだはやいか(^_^;)

現地のペット肉事情

現地では大きなスーパーマーケットも視察してきました。
さすが牧畜大国だけあって、ペット用もたくさんありました。猫用が多いみたいな気がしました。

すごいボリュームです。一番上が肉団子のようなフード、野菜も入っているようです。また右上は猫用の小さいパックの挽き肉のセット物。あとは、ガスパックになっている牛の肉とか。一番下のが、いろいろな材料で作られているソーセージみたいなフードです。どれもこれもすごく安い。
1Kgが4ドル程度です。つまり240円(´Д`)
残念なから日本の検疫は厳しいので持ち帰ることができなかったのですが、ぜひ食べてみたかったです。
続く